tsk-sanの日記

育児に追われる系の製薬研究者

1月になると転職サイトにログインしてしまう

自分の仕事が4月からなくなるかもしれない。

 

普通の人はそんなこと思わないのかも、思うのかもしれない
(他の人のことはわからない)

 

だけど私は毎年そんなことを思って年始を過ごしている。

 

 

【悩む理由】

  1. 仕事が研究テーマ創出であり、ぶっちゃけ利益にさっぱり貢献していないから
  2. 就職したての頃は年収が同期よりもかなり高かったが、年収が伸び悩んで30歳になった今ではそこまで高年収と言えなくなった
  3. 毎年のようにリストラ(早期退職)があって、このぐらいの時期に誰が4月にいないとかの情報が入ってくる。

 

 

1に関しては簡単で、毎年成果らしきものは出しているが結局開発段階のどこかでこけているので自分が創出したものが2年生きた実績がないので実は自分の仕事無駄じゃね感が否めない。


しかも企業の研究者の常だが、商品になったり知財になったりしないと研究成果を発表することもできないでお蔵入りされてしまいモチベーションの低下に歯止めがかからない。

 

テーマがストップする原因が自分にあれば納得いくんだろうけど、経営の判断でとかなんか社内政治でとか自分ではどうしようもないところに理由があるとうんざりしてしまう。

 

2に関してはただの愚痴、初任給は高かったが昇給が遅い会社だったのでさっぱり年収が増えず友人たちに抜かされてしまいモチベーションが下がった。転職すると同業他社で同じ仕事してだいたい100万くらい上がるらしい(n=4)

 

3は深刻でこれが一番モチベーションがなくなる。というのも親しい人がだれかしら毎年のように早期退職(=実質クビ)になるので次は自分じゃないかとひやひやする。

 

自分でなくとも引継ぎの混乱とかで業務が滞るし、共同研究している先からはまた人が変わるのかといわれてそうで申し訳ない。

 

こんな感じで毎年1月になると転職サイトを見てしますのだが、結局チキンなのと結婚して子供もいるのでリスクを負いたくないから毎回尻込みしてしまう。

 

30歳になってしまったのでもう転職に残された時間はすくなくなってしまった。

 

今の仕事に未来があるのかをよく考える1年にしたい。